また、英国BBCが4日の電子版に掲載したインタビューでも日韓関係改善を困難にしている例として慰安婦問題を挙げ、「そういう問題が一つも解決されず、日本が考えを全く変えるつもりがない状況で、歴史認識について日本の一部指導者が今後もそういう発言を続けるなら、会談しない方がましだ」と表明した。
記事の表題は「韓国の朴大統領、日本との対話は『無駄』」。このインタビューはインターネットで世界に配信されている。
メディアは懸念
欧州行脚の期間中、韓国メディアが示した微妙な反応が興味深い。
大手の朝鮮日報は3日、「週末ニュース部長」のコラムでこんな意見を掲載した。
「冷静に振り返ってみると、今の韓日関係は李明博前政権の遺産だということが分かる。現在の大統領がなぜこの遺産だけは清算しないのか理解に苦しむ」「今の韓国が当時よりもかたくなにならざるを得ない理由は何だろうか。歴史は歴史、外交は外交ではないか」