前段に「日本の非道さに屈服するほど今の韓国が劣っている訳でもない」と微妙な“フォロー”も入ったが、朴大統領の強硬な反日ぶりを懸念する空気が漂う。
中央日報は8日、ワシントン駐在のコラムで、米国の財政難に伴う軍縮に関連し「もう一つの同盟の韓国が日本の軍事力強化に反対するが、米国としては厄介なだけだ」とし、米韓関係悪化が対北朝鮮防備に影響することを懸念した。
これらのコラムは、韓国ではどういう趣旨に受け取られたのだろうか。
朴大統領は空気を読めない
もっとも、朴大統領にこうした雰囲気は届いていなかったようだ。帰国を前にした8日の記者会見で、「(日韓の)首脳間で会談を開く度に、両国関係が改善し、何か良い話があることを望むが、もしそうでなければ両国関係がさらに悪化するのではないか心配だ」と話した。