ミャンマー 規制緩和で外資銀行参入

2013.12.20 07:00

 ミャンマーは来年、銀行業の規制緩和を実施し、外国銀行の進出を認める見通しだ。同国の政府関係者によると、ミャンマー中央銀行が地場銀行との合弁を条件に、「限られたサービス」について、外国銀行の参入を認める方向で調整に入った。現地紙イラワジが報じた。

 現在、同国には英系スタンダードチャータード銀行やタイのバンコク銀行など、34の外資系銀行が代理店事務所を構えているが、原則として認められているのは企業へのアドバイス業務で、その他のサービスや支店の開設は認められていない。外国からの投資増加を目指すミャンマー政府は外資規制を緩和し、投資呼び込みと軍政や経済制裁で遅れた銀行システムの改革加速を図りたい考えだ。

 地場銀最大手カンボーザ銀行幹部は、「多くの外国企業がミャンマーに大型投資を計画しているが、地場銀には資金需要に応える力がない」と述べ、規制緩和、外資進出を歓迎する見解を示している。

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