【よむベトナムトレンド】ソフトドリンク急拡大 「非炭酸」参入相次ぐ (1/2ページ)

2014.1.22 05:00

ベトナムでも炭酸飲料はコカ・コーラなど米国勢が強いが、お茶系では地場メーカーを交えた戦いが激しさを増している(ブルームバーグ)

ベトナムでも炭酸飲料はコカ・コーラなど米国勢が強いが、お茶系では地場メーカーを交えた戦いが激しさを増している(ブルームバーグ)【拡大】

 ベトナムのソフトドリンク市場は、拡大が続いている日用消費財市場の中でも、最も力強く成長を続けている。2012年は前年比6.4%増の19億リットルが消費され、販売額は概算で33億ドル(約3450億円)に達した。同市場は今後も着実かつ急速に拡大を続ける市場と期待されている。

 ◆14.2%成長予想

 市場調査会社ビジネス・モニター・インターナショナル(BMI)の調査では、ソフトドリンク販売量の成長率は2011~17年で年平均6%以上、10~17年の販売額ベースの成長率は同14.2%になると予想されている。この数字は東南アジア諸国連合(ASEAN)6カ国で比較すると、2番目に高いインドネシア(8.8%)よりもはるかに高い。また、ソフトドリンクの1人当たりの年間消費量は、10年の約19リットルから 13年には年間23リットルに達する見込みだ。

 この市場は大きな可能性を秘めており、近年国内外から多くの企業が参入した。12年には約130の飲料事業者が存在し、競争は激化しているが、12年の販売シェアは、米コカ・コーラと米ペプシコ、地場大手のタン・ヒエップ・ファットの3社で約60%を占める。

 外資企業の多くは円滑な市場参入を果たすために、工場、生産ライン、労働力および流通チャネルを持つベトナム企業を買収している。日本のキリンホールディングスも、インターフードの株式を80%超取得し、製造ラインと流通チャネルを獲得した。11年、12年には、インターフードの販売コストが急増し、損失となっている。既存のワンダーファームというブランドをキリンが持つ他の国際ブランドに変更することを計画しているからだと推測される。このような買収直後の販売コストの急増は他社にも見られる。

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