一方、ホテルや鉄道会社などにとっても、今回の国際線拡充はビジネスチャンスとなる。
ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツなどは9月末、国際線旅客ターミナルの拡張計画の一環として、客室数313室のホテルを開業する。海外からの乗り継ぎ客が入国手続きを経ないで宿泊できる客室(17室)を国内ホテルで初めて設ける。
都心の品川などと羽田を結ぶ京浜急行電鉄は、訪日外国人客の間で要望の強い公衆無線LANを一部の駅や電車内で無料で使えるサービスを今月1日に開始、訪日客の輸送増大を狙う。JR東日本は都心と羽田を結ぶ新路線の整備を検討している。