【よむベトナムトレンド】バイク産業 輸出中心へ転換視野 (1/2ページ)

2014.4.9 05:00

急速に普及したバイク市場だが、国内市場は徐々に減少傾向。周辺国への輸出が増えている=ホーチミン(ブルームバーグ)

急速に普及したバイク市場だが、国内市場は徐々に減少傾向。周辺国への輸出が増えている=ホーチミン(ブルームバーグ)【拡大】

 人口9000万人、所有バイク台数は3700万台、ベトナムはバイク産業の巨大市場だ。人口が大都市に集中し、道幅も狭く、公共交通機関も十分整っていないベトナムにおいてバイクは手放せない移動手段だ。

 ◆11年ピークに減少

 国内販売台数は2006年の160万台(金額ベースでは14億ドル=約1440億円)から急上昇し、11年の323万台をピークに12年310万台、13年283万台(同28.5億ドル)と年々減少、市場が飽和に近づいている。

 市場の2大プレーヤーはホンダとヤマハ発動機であり、13年には両社で90%以上のシェアを占めている。各社の売り上げはホンダが18.7億ドル、ヤマハが7.5億ドルであった。13年、2社の生産力を合計すると年間350万台以上に達する。

 一方、輸入は06年の年末に関税が60%から40%になった影響で減税直後は急増した。しかし、国内バイク産業の発達により、それまで輸入で対応していた製品の国内製造が可能になったため、最近は減少傾向。08年の11万台(金額ベースでは1.4億ドル、1台平均1270ドル)から13年には1.9万台(同4200万ドル、2210ドル)にまで減った。

 一方で輸出は09年の4万台(同3200万ドル、800ドル)から13年に14万台(同1.6億ドル、平均1140ドル)に増加。輸入を上回るようになった。

 国内では1台当たりの平均価格は、06年の875ドルから、13年には1007ドルに上昇している。マニュアル変速(MT)車からオートマチック(AT)車への切り替えが一因だ。販売台数に占めるAT車の割合は10年の30%から年々増加を続け、13年には48%と、約半数になった。操作が簡単なだけでなく雨の多いベトナムで靴の汚れを気にせず乗れるのが人気で消費者は多少高くてもより良いバイクを求めるようになってきたといえる。

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