安倍晋三首相は18日午前、バイデン米副大統領と約20分間電話会談した。首相は、3月にハーグで行われた日米韓3カ国の首脳会談を「未来志向の日韓関係構築に向けた第一歩」とし韓国と緊密に意思疎通を図っていく考えを伝えた。
バイデン氏が日米韓首脳会談の開催に尽力したことへの謝意も述べた。
首相は、23~25日のオバマ米大統領の来日に関して「日米同盟の役割をオバマ氏とともに強調したい」と言明。首相とバイデン氏は、日米同盟のさらなる強化、ウクライナ情勢や環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)で、日米両国が今後も緊密に連携していくことで一致した。