13日の東京株式市場は大幅反発している。日経平均株価の午前終値は、前日比235円09銭高の1万4384円61銭。5月2日以来5営業日ぶりに一時1万4400円台を回復した。
午前中は200円台の値上がりが続いた。一時ほぼ全面高となり、284円高の1万4433円まで上昇した。1万4400円をはさんで小動きする時間帯が続いた。
前日の欧米の大幅株高や対ドル102円台前半の円安基調に加えて、連日の企業好決算が好感されて、買いが大きく先行した。午前の取引終了段階でも東証1部銘柄の76%が値上がりしている。
前日に年初来安値をつけたスクウェア・エニックス・ホールディングスが黒字転換を受けて8%超の急反発としたほか、日産自動車、シャープ、任天堂、DeNAなど、最近値下がりが続いていた主力銘柄の大幅上昇が目立った。
東証株価指数(TOPIX)の午前終値は、前日比16.86ポイント高の1174.77。