ソウルのロッテマート店舗で菓子コーナーを見る女性客。韓国は輸入菓子の販売が好調な一方、国産品は苦戦が続いている(ブルームバーグ)【拡大】
韓国で国産菓子の販売が減少する一方、輸入菓子がシェアを拡大している。同国小売り大手ロッテマートによると、今年1~3月期の菓子販売は国産品が12.7%減少し、輸入品が12.6%増加した。値上げや過剰包装などが消費者の国産菓子離れにつながっているもようだ。現地英字紙コリア・タイムズが報じた。
ロッテマートでの輸入菓子の販売シェアはここ数年拡大傾向にあり、2012年は16.4%、13年は20.5%だった。今年は26.5%になるとみられている。同社幹部は低価格の輸入菓子の需要が高く販売も伸びているとし、「国産品の値上げを嫌気した消費者が輸入品の購入に走っているようだ」と述べた。
韓国の菓子製造各社は昨年10月以降、生産コスト上昇を理由にロッテ製菓が平均で約10%、ヘテ製菓食品が7製品で同8%、オリオンが13製品で同6.9%の大幅値上げに踏み切った。
また、国内製造各社は内容をより多く入っているように見せかける過剰包装を行っていることが、消費者の反発を呼んでいるという指摘もある。