映画の原作を手がけた日本映画衛星放送社長の杉田成道さん(70)は「製作段階からロシアの人々に見てほしいと願っていたので、感無量です。この映画が、両国民の交流が広がる一助になってくれれば、うれしい」と語った。
映画を観賞したカーチャさん(24)は「とても感動した。ロシアの子供にも受け入れられる映画だと思う。こうした文化交流を支持します」と感想を述べた。ソ連時代に生まれたセルゲイさん(54)は「悲しい物語に心を動かされた。映画には政治的な文脈も含まれているが、歴史の違った視点を知るのはとても大事だ」と語った。