イオンは、カンボジアの首都プノンペンに「イオンモールプノンペン」を開業、6月30日にカンボジア訪問中だった岸田文雄外相、カンボジアのフン・セン首相、イオンの岡田元也社長らが出席して開所式が行われた。岡田社長は開所式のあいさつで「このショッピングセンターには、これまで約2億ドル(約204億円)以上の投資をしてきた。また、2000人の雇用を創出しており、カンボジアやプノンペンの発展にさらに貢献していきたい」と現地ビジネスにかける意気込みを示した。
1日10万人来店
イオンモールプノンペンは、プノンペンの中心部に位置し、延べ床面積約10万平方メートル。総合スーパーマーケットのイオンプノンペン店を核店舗に、約190の専門店が出店するカンボジア最大規模のショッピングモールだ。
開所式に先立ち、6月21日からは総合スーパーが、6月28日からはモール全体の営業が始まり、館内は連日多くの人でにぎわっている。特に総合スーパーは、入場を一時制限するほど盛況だ。売り場では1貫0.35ドルからのすし、4個で1ドルのたこ焼きが大人気で、長い列ができた。イオンによれば、オープニングからの3日間は「1日10万人強」が訪れたという。