上海市政府は15日、新エネルギー自動車の普及を強力に進めると発表。来年は1万3000台の新エネ車を普及させ、6000基の充電器を設置するという。新エネ車の普及は中国の交通エネルギー戦略の転換であり、エコ文明建設のための重要な措置。上海は早くから新エネ車の普及に努めており、2012年には購入者に対し各種補助を提供するとともに、(ガソリン車などでは有料の)ナンバープレートも無料で発給している。
今年5月には新たな購入奨励策を導入し、成果はすでに上がっている。上海市経済情報委員会の馬静主任は「上期(1~6月)には1000台以上売れた。これは昨年1年間の581台を上回っている」と語った。(中国新聞社)