韓国はどちらにつくか 中国の野望“反米反日インフラ銀行”のきな臭さ (1/5ページ)

2014.7.20 07:00

 7月3~4日の習近平・中国国家主席と朴槿恵・韓国大統領の首脳会談でまとまった中韓共同声明。韓国では、年内合意を目指す自由貿易協定(FTA)によって経済成長に弾みがつくと歓迎ムードもあるが、首脳会談は中国にとって覇権拡大に向けた絶好のアピールの場となった。新たな金融秩序の構築を狙って中国が設立を目論む「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」に対して、韓国から前向きな評価を引き出し、国際社会に驚きを与えた。しかも、中央日報(電子版)によると、韓国が密かに、AIIB本部をソウルか松島(ソンド)国際都市に誘致すること中国側に要請していたことが明らかになった。韓国は中国に「親戚の国」(朝鮮日報)格上げされ、蜜月関係をより深めているようだが、それと引き換えに世界に及ぼす波紋は大きい。

 中国からのラブコール

 「金融は現代経済の核心である。碁でいえば、一手がいきると、盤上すべての石がいきる」

 中国の最高指導者だった●(=登におおざと)小平氏が1992年に中国南部を巡り中国が目指すべき重要政策を示した「南巡講話」の一説だ。

 囲碁に例えたこの言葉は、金融を制する者が世界経済の覇権を握るに等しいと語っているにほかならない。その野望の実現に向けて、中国は歩みを進めた。

アジア開発銀行を補完する存在としているが、その説明を真に受ける国はない

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