39年ぶりの低水準も 動かぬドル円株価にも影響 (1/2ページ)

2014.7.28 21:30

 外国為替市場で、ドルに対する円相場の値動きが小さくなっている。今月の高値と安値との差は28日夕まで1円20銭にとどまり、このまま終われば昭和50年8月以来、約39年ぶりの低水準となる。日米の金融政策が「既定路線」通りに動いていることなどが背景にあり、互いに影響し合う株価などの値動きも小幅だ。今週、発表が本格化する平成26年4~6月期決算では円安による輸出採算改善効果も薄れる見通しで、関連企業は“地力”が試される。

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券によると、6月の円相場の変動幅は1円56銭で、23年12月(1円34銭)に次ぐ小ささだ。今月は現時点までこの水準を下回っている。昭和48年に日本が変動相場制に移行した直後で、まだ値動きが小さかった50年8月(53銭)に次ぐ水準にとどまる。

 外為相場が膠着(こうちゃく)した背景について三菱モルガンの植野大作チーフ為替ストラテジストは「日本も米国も、金融政策はすでに打ち出した通りの内容を続けており、為替相場を動かす心理的な影響を与えなくなった」と指摘する。

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