物価目標、どの指数で判断 日銀総裁と委員、見解に微妙な違い (1/3ページ)

2014.8.16 06:12

 日銀が掲げる「2015年度にも物価上昇率2%」という目標について、物価をどの指数で判断するのか市場関係者の間で話題となっている。日銀は通常、総務省が毎月発表する消費者物価指数のうち生鮮食品を除く「コア」指数を重視しているが、日銀の黒田東彦(はるひこ)総裁は8日の会見で、生鮮食品を含めた「総合指数」で判断すると発言。日銀は最終的に2%をどの指数で判断するのか、分かりやすい説明が求められそうだ。

 消費者物価には、構成する品目に応じてさまざまな指数がある。たとえば、6月分(消費税増税分を含む)の前年同月比上昇率をみると、総合指数は3.6%だったのに対し、生鮮食品を除くコア指数は3.3%、食料とエネルギーを除くコアコア指数は2.3%だった。

 日銀は金融政策決定会合後の公表文や、「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」の物価見通しなどで、コア指数を採用している。天候要因で価格が変動しやすい生鮮食品を除く方が、基調をとらえやすいとの理由からだ。ただ、物価上昇率の目標については、どの指数を基準とするか明確ではなかった。

「賃金を含む幅広い指標を丹念にみていく必要がある」との持論を披露

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

毎日25分からのオンライン英会話。スカイプを使った1対1のレッスンが月5980円です。《体験無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。