中国勢に追い込まれ焦るサムスン 「日本の失われた20年」を警戒する韓国経済 (4/5ページ)

2014.8.24 07:07

 しかし2012年1~3月期の57・1%に比べて大きく縮小。両社の4半期別のシェア合計が45%を割ったのはここ2年でなかったことだという。

 2強のライバルは日本ではない。中・低価格帯を得意とする中国の3大スマホメーカーだ。華為技術(ファーウェイ)、聯想(レノボ)、小米科技(シャオミ)は今年4~6月期にそれぞれ5%以上のシェアをとった。

 とりわけ小米科技は、11年8月のスマホ生産開始から3年足らずに世界5位のスマホメーカーに躍り出る成長が際立っている。中国はもちろん、インド、イタリアにも販売網を拡大。スマホ分野で韓国勢は日本メーカーを凌いだが、今度は中国メーカーに追い込まれる事態になっている。

 「限界突破ワークショップ」とは…何?

 サムスン電子の焦りは相当のようだ。今年4~6月期の売上高(確定値)は、前年同期比8・9%減の52兆3500億ウォン。営業利益は24・6%減と散々な結果だった。

 これを受け、中央日報によると、7月26~27日、韓国京畿道のサムスン電子事業場に幹部約1000人が集結。家電、ITモバイルをはじめ人事や広報、法務などのバックオフィスなどからも幅広く集められ、「限界突破ワークショップ」なる会議が部門ごとに開催されたという。中央日報は「非常対策会議の性格が濃厚だ」と伝えた。

「スマホ部門で実績改善の可能性は不透明」と事業への懸念を隠さず

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