29日の東京株式市場は小幅続落した。日経平均株価の終値は、前日比35円27銭安の1万5424円59銭。終値としては今月18日(1万5322円)以来、9営業日ぶりの安値水準となった。
前日の欧米株安を受けて軟調が続いた。午前は序盤に12円安まで回復したが、その後は値下がりが続き、103円安の1万5356円と、取引時間中としては今月18日以来、9営業日ぶりに1万5400円台を割り込む場面もあった。
午後になって、円相場がじりじりと下落したことで、株価上昇の材料となった。
東証株価指数(TOPIX)の終値は、前日比2.77ポイント安の1277.97。