米、シャトル後継機をボーイングとスペースXに委託 ロシア依存から脱却へ (1/2ページ)

2014.9.17 13:01

国際宇宙ステーションに近づくボーイングの宇宙船「CST100」の想像図(ボーイング提供)

国際宇宙ステーションに近づくボーイングの宇宙船「CST100」の想像図(ボーイング提供)【拡大】

  • ボーイングが開発する宇宙船「CST100」の試作機の内部(ボーイング提供)
  • スペースXが開発する有人型ドラゴン宇宙船の想像図(スペースX提供)
  • スペースXが開発する有人型ドラゴン宇宙船の試作機(スペースX提供)
  • NASAに選ばれなかったシエラネバダの宇宙船「ドリームチェイサー」の想像図(NASA提供)

 【ワシントン=小雲規生】米航空宇宙局(NASA)は16日、国際宇宙ステーション(ISS)と地球を結ぶ有人宇宙飛行について、米ボーイング社と宇宙ベンチャー企業のスペースX社に委託すると発表した。

 米国は2011年のスペースシャトル退役後、ISSまでの有人飛行をロシアに頼っており、米露関係が冷え込む中で、民間委託によってNASAは17年までにロシア依存を脱却するとしている。

 ボーイングが開発する宇宙船「CST100」とスペースXの「ドラゴン」で宇宙飛行士をISSまで運び、帰還させる。委託金額はボーイング向けが42億ドル(約4500億円)、スペースX向けが26億ドル(約2800億円)。両社は試験飛行を経た後、NASAの委託を受けるかたちで2~6回、ISSまでの有人飛行を行う。

NASAは深宇宙探査に資源を集中

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