19日の東京株式市場は大幅続伸した。日経平均株価の終値は、前日比253円60銭高の1万6321円17銭。終値としては2007年11月2日以来、6年10カ月ぶりの高値水準となった。
前日の欧米株高や1ドル=109円台まで下落した円相場を投資家が好材料と判断。日経平均株価は2日連続で3けたの伸びとなった。
寄り付き1万6177円から午前終値1万6301円へと上昇して迎えた午後も、取引再開から大きく上昇。高値は296円高の1万6364円まで上昇し、取引時間中としては2007年11月5日以来の高値水準となった。
午後は株価上昇と円安進行の間で相互に影響した。午後3時すぎの円相場は1ドル=109円10銭台をつけている。
東証株価指数(TOPIX)の終値は、前日比14.00ポイント高の1331.91。東証1部銘柄のうち値上がりは7割強にあたる1300超だった。