「外資」狙い撃ち…新たな中国リスクか 巨額罰金、米国訴訟とよい勝負 (3/4ページ)

2014.10.2 13:00

 GSKへの処置は、外国企業の薬剤価格の引き下げを狙った強権発動とみることが可能だろう。

 新薬の研究開発費や知的財産権の保護をめぐる中国の問題はここでは避けるが、巨大市場、それも老齢人口の増加で確実な医薬品の需要が見込まれる中国で、「商機」を渇望する外国製薬会社は強引なルールを押しつけられても従うほかない、と経営専門家らはみていた。

 事実、GSKは上訴を見送って判決を受け入れ、「中国の患者、医師、病院、中国政府と全ての中国人民に深くおわびします」という謝罪声明まで発表した。全面降伏である。

司法を通じた巨額の罰金は外資系企業にとり…

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