「宝石サンゴ」密漁か…小笠原に押し寄せる中国船「守るすべがない」 (1/4ページ)

2014.10.15 06:45

小笠原諸島嫁島の沖合約5キロ付近で目撃された不審船。赤い旗を掲げ、背後にも複数の船が見える=9月22日(父島の住民提供)

小笠原諸島嫁島の沖合約5キロ付近で目撃された不審船。赤い旗を掲げ、背後にも複数の船が見える=9月22日(父島の住民提供)【拡大】

 ■「守るすべない」「島民は不安」

 世界自然遺産に登録されている小笠原諸島(東京都)沖に中国船とみられる不審船が押し寄せている。目的は高級サンゴの密漁とみられ、その数は日を追うごとに増加。夜間には水平線に不審船の明かりが並び、島の近くまで接近する船もある。「自分たちの領土で好き勝手にされているのに、見ていることしかできない」。傍若無人な振る舞いに地元漁業にも影響が出ており、国境の島では不安が広がっている。(松岡朋枝)

 今月8日夜、皆既月食を観測しようと母島のヘリポートに集まった島民は息をのんだ。南の海上に「えらい数」の漁船の明かりが見えたからだ。小笠原では、集魚灯を使用した漁業は禁止されている。

 「夜間だけではない。最近は日中にも目撃されるようになった。かなり広い範囲で堂々としたものだ」

 小笠原村議会の佐々木幸美議長は説明する。父島と母島を結ぶ定期船からも、航路上で日中に10隻ほどの不審船を確認したとの報告があったという。

日本産のサンゴは品質が良く、中国では高値で取引される

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