中国の深い闇…16万人の「幽霊公務員」 繰り返される腐敗の歴史 (1/6ページ)

2014.10.26 07:10

香港で続く大規模デモ。傘下する民主化推進派の象徴となっている「黄色い傘」は催涙弾などから身を守る盾になるという。政府への不満は中国のあちこちにたまっている。

香港で続く大規模デモ。傘下する民主化推進派の象徴となっている「黄色い傘」は催涙弾などから身を守る盾になるという。政府への不満は中国のあちこちにたまっている。【拡大】

  • 香港で続く大規模デモ。傘下する民主化推進派の象徴となっている「黄色い傘」は催涙弾などから身を守る盾になるという。政府への不満は中国のあちこちにたまっている。(ロイター)

 腐敗撲滅をスローガンに掲げる中国の習近平国家主席。「トラもハエも叩く」と目を光らせてはいるが、中国の闇には「幽霊」までが潜んでいた。仕事をしていないのに政府から給与を得ていた「幽霊公務員」が16万人もいたことが判明したのだ。日本なら政権が転覆しかねない大疑獄だが、さしたる波乱はなく、それだけ深い中国の暗部を浮き彫りにしたともいえる。古来、政府腐敗が国の崩壊を招く元凶になるのは中国の歴史が示す通り。国の基盤に関わる重大な問題なのだ。

 綱紀粛正で「上海ガニ」「月餅」の売上減!?

 中国の「反腐敗キャンペーン」は思わぬところに飛び火している。

 秋の味覚として珍重される上海ガニの売り上げが悪化して上海市では昨年のシーズンよりも価格が最大30%も下落したという。共同通信が現地メディアの報道として伝えた。

 習指導部は、公費接待や贈答品購入を戒める綱紀粛正策を推進中。これにより、上海ガニの「団体購入」なる大型需要が激減したとみられる。上海市では国慶節(建国記念日)連休中の10月5日までの10日間で、取引量は19%程度減ったという。

中秋節に向けて盛り上がる「月餅」の市場は先細りの一途だ

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