9月中間は輸出企業好調、国内苦戦 円安で最終利益27.2%増 (1/3ページ)

2014.11.1 07:10

上場企業の決算発表がピークを迎え、発表資料を配る各企業の担当者ら=31日午後、東京・日本橋兜町の東京証券取引所

上場企業の決算発表がピークを迎え、発表資料を配る各企業の担当者ら=31日午後、東京・日本橋兜町の東京証券取引所【拡大】

 東証1部上場企業の2014年9月中間連結決算の発表が31日、ピークを迎えた。円安を追い風に、自動車など輸出産業を中心に上方修正する企業が目立ち、10月30日時点の集計では発表済み企業の2割超が15年3月期の通期業績の最終利益見通しを引き上げた。ただ、足元では国内消費の低迷で下方修正する動きも出ている。前期の強気一辺倒だった企業業績にばらつきが出ている。

 SMBC日興証券が30日までに中間決算を発表した312社の業績を集計したところ、営業利益は前年同期比15.2%増、最終利益は27.2%増だった。15年3月期の最終利益を上方修正した企業は全体の24.0%となる75社、下方修正の46社、14.7%を上回った。冬季の一時金(ボーナス)要求にも好影響を与えそうだ。

 31日までに通期業績を上方修正したのは富士重工業、三菱電機、村田製作所など。好業績を見込む要因の一つに円安効果が挙げられる。昨年は1ドル=70円台後半から90円台後半に振れたが、今年4月以降はさらに円安となった。

ただ好調なのは海外部門で、国内を見渡せば多くの企業が…

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