農水省、米価下落でコメ農家の資金繰りを緊急支援 実質無利子融資など

2014.11.14 16:35

 農林水産省は14日、米価下落により大幅な減収が懸念される農家に対し、緊急支援対策を実施すると発表した。日本政策金融公庫のつなぎ融資を貸し付けから1年間実質無利子化し、貸し付け条件を緩和するなど農家の資金繰りを支援。売り急ぎによる米価下落を防ぐため、長期計画で販売されるようコメの保管料なども支援する方針だ。

 つなぎ融資を借り入れる場合の金利0・35~0・45%を国が負担。売り上げが前期比10%以上下落などといった借り入れ条件も大幅に緩和し、融資を受けやすくする。コメなど農作物の価格下落で農家の収入が平年以下に落ち込んだ場合、国は減収分の一部を積立金から補うナラシ対策を実施している。ただ、支払いは来年5~6月ごろと遅れるため、それまでの資金繰りを今回の対策で支援する。

 また、減反に協力した農家に支払う10アール当たり年7500円の「直接支払い交付金」の支給も1カ月以上前倒しして、12月15日までに交付を完了する。

 売り急ぎ対策では、コメ卸業者や農協が長い時間をかけてコメを販売できるよう、生産者や流通業者でつくる米穀安定供給確保支援機構(米穀機構)による保管料負担を検討する。

 同省が先月30日に発表した平成26年産米の9月の平均取引価格は前年同月比16・1%下落の1万2481円(60キロ当たり)で、統計を始めた18年以降で最安値を更新した。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。