東京株急伸で終値390円高 一気に1万7200円台回復 ファストリ3%超高など主力株好調

2014.12.18 15:19

 18日の東京株式市場は大幅続伸した。日経平均株価の終値は、前日比390円32銭高の1万7210円05銭。終値としては4営業日ぶりに1万7200円台を回復した。

 前日の米連邦準備制度理事会(FRB)によるゼロ金利継続発表とそれにともなう米国株の大幅上昇、ロシアの通貨安も1ドル=60ルーブル台前半で落ち着いた動きになり国際的な不安が和らいだことで、東京株式市場では買いが先行した。

 上げ幅は一時454円高の1万7274円まで上昇した。朝方は一時1ドル=119円台に乗せるなど未明から2円以上も円が急落していたが、午後は118円台前半に戻した。これを受けて日経平均株価の上げ幅は400円を下回る展開となった。

 東証株価指数(TOPIX)の終値は、前日比24.31ポイント高の1376.32。

 東証1部銘柄の騰落は午前は値上がりが95%を超える勢いだったが、午後は90%前後にやや減速。それでも主力株を中心に大部分が値上がりしている。

 特に日経平均株価の騰落に影響力が大きいファーストリテイリングが一時1500円超高とし上げ幅が3.5%を超えたほか、ファナック、京セラ、KDDIも2%前後と久々の大幅上昇となった。金融、自動車、電機、小売りなども軒並み好調だった。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。