フィリピン、インフラ遅れ伸び悩む観光 14年外国人旅行者650万人の目標届かず (2/2ページ)

2015.1.21 05:48

フィリピン中部アルバイ州の飛行場で航空機に搭乗する乗客たち。同国は空港などの整備が遅れ、観光業が伸び悩んでいる(ブルームバーグ)

フィリピン中部アルバイ州の飛行場で航空機に搭乗する乗客たち。同国は空港などの整備が遅れ、観光業が伸び悩んでいる(ブルームバーグ)【拡大】

 同幹部は、さらに南部ルソン高速道と北部ルソン高速道をつなぐ連結道が18年前半までには完工予定のほか、16年末までにマニラ首都圏のホテルの部屋数が8000室増加すると指摘。現在の伸び悩みを一時的な停滞と評価したうえで「たとえ実現が難しくとも、16年に1000万人という高い目標を引き下げるべきではない」と述べた。

 地場コンサルティング会社の幹部は、フィリピンの観光分野について、風光明媚(めいび)な地域が多く潜在力はあるとしながらも、政府のインフラ整備支出が不足していると分析。ベニグノ・アキノ政権が開発の柱に位置付ける官民連携事業(PPP)については「経済への貢献度は大きいが、時間がかかりすぎるのが難点だ」と苦言を呈した。

 フィリピンは旅行者誘致に向け、今年も観光省が中心となって世界各地で「ビジット・ザ・フィリピン」(フィリピンを訪れよう)と銘打ったキャンペーンを展開する。

 しかし、高い目標の達成のためには、政府の一層の努力も必要となりそうだ。(シンガポール支局)

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