28日午前の東京株式市場は、前日の米国市場で株価が下落したことを嫌気し反落した。下げ幅は一時、150円を超えた。
午前の終値は日経平均株価が前日終値比9円67銭安の1万7758円63銭。東証株価指数(TOPIX)は2.71ポイント安の1423.67。
前日のニューヨーク市場は、米企業業績への懸念や経済指標の悪化が影響して大幅に下げた。朝方の東京市場もこの流れを受け、売りが先行して始まった。
平均株価は前週から前日にかけて上昇が目立っていたため、市場には高値警戒感があり、利益確定売りが出やすかった。