インド、銀行口座普及率が急増 貧困層向け政策奏功、99.7%に (1/2ページ)

2015.2.18 05:00

西部ムンバイにある民間銀行の現金自動預払機(ATM)に並ぶ親子。インドは金融システムの利用拡大を目指す(ブルームバーグ)

西部ムンバイにある民間銀行の現金自動預払機(ATM)に並ぶ親子。インドは金融システムの利用拡大を目指す(ブルームバーグ)【拡大】

 インドは、銀行口座の普及率が急上昇している。モディ首相が昨年8月に貧困層を金融システムに取り込む政策を発表。政府は今年1月に世帯普及率が99.7%に達し、預金額も約1042億ルピー(約1980億円)を突破したとしている。現地紙フィナンシャル・エクスプレスなどが報じた。

 モディ首相は新政策の「プラダン・マントリ・ジャン・ダン・ヨジャナ」で、年度末となる今年3月末までに7500万の口座を増やす目標を掲げたが、昨年11月には達成。財務省によると、今年1月30日時点の新規口座開設数は1億2940万に達した。

 インドの国内預金額は2013年度(13年4月~14年3月)で34兆8000億ルピー、うち家計部門が60%を占める。今後、同政策によって大幅に増加する見通し。預金額が増加すれば銀行が貸し出しに回す資金が増加することから、同政策は経済活性化につながると期待されている。

 ただ、銀行口座を開設しても実際の手続きを完了していない世帯も多くあるとみられており、昨年10月末時点では開設口座数の75%が預金ゼロだった。政府は、これまで現金給付だった調理用ガスへの補助金を口座経由で支給する措置を今年1月に講じた。しかし、同月30日時点で67.4%が依然として預金のない状態が続いている。

 政府は、口座を通じた補助金の支給を拡大するなどして実際の口座利用を促し、国内預金額を増大させていきたい考えだ。

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