6日の東京株式市場は大幅続伸した。日経平均株価の終値は、前日比219円16銭高の1万8971円00銭。終値としては2000年4月19日(1万9086円62銭)以来、14年10カ月年ぶりの高値水準を更新した。
終日堅調。前日、欧州中央銀行(ECB)が各国の国債を買い取る量的緩和を9日から開始すると発表したことで、英FTと独DAXが終値ベースで過去最高値を更新するなど欧米株がそろって上昇。対ドルの円相場も120円付近で円安が続いており、プラス条件がそろった。
午前終値は、前日比187円高の1万8939円。午後は一段高とし、227円高の1万8979円まで値を上げ、2000年4月24日以来と、取引時間中としても14年10カ月ぶりの高値水準を更新した。1万9000円台も視野に入ったが、そこからは上げ渋った。
東証株価指数(TOPIX)の終値は、前日比17.12ポイント高の1540.84。東証1部銘柄の62%超にあたる1171が値上がり。春節でのアジア系訪日客による「爆買い」効果による販売好調で、百貨店大手4社がすべて昨年来高値をつけた。
経営統合交渉に入ったユニーグループ・ホールディングスとファミリーマートは、終値でユニーが10.7%、71円高の737円に値上がりしたのに対し、ファミマは2.2%、120円安の5370円に値下がりした。