ベネズエラ経済危機…またも中国の影 米国の裏庭で“破綻ドミノ”か? (5/6ページ)

2015.3.15 07:03

 中国の支援を単なる通商関係強化が目的と額面通りに受け取る向きは少ない。国際通貨基金(IMF)関係者は「中国はアルゼンチンに『貸し』を作り、経済はもちろん外交上も中国への依存を強めさせる狙いだ」と指摘するが、その構図はベネズエラとの関係でも重なり合う。

 ベネズエラもアルゼンチンと同様、デフォルト危機に直面しているためだ。

 最初の関門は3月に期限が迫る10億ユーロの国債償還だ。ベネズエラのマルコ経済・財務相は「支払い原資を準備した」と2月10日に発表。市場関係者の間にも、なんとか乗り切れるのでとの見方が出ている。

 しかし、年末には90億ドル相当の債務が返済期限を迎え、「正念場になる」(英紙フィナンシャル・タイムズ)とみられている。

 追い打ちをかけるように、米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)など大手格付け会社が昨年末から相次いでベネズエラの格下げに動いており、部分的なデフォルトに陥る可能性も警告している。

「われわれの外貨は減少しているが…神が与えてくれる」

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