経産省によると3月現在で道の駅は全国に1040あり、そのうち約400カ所にEV用充電器が設置されている。道の駅への充電器設置は運営する自治体などが行うが、同省は新たな補助制度を活用することで設置を促し、来年度内に全箇所に完備したい考えだ。
EV用の充電器はユーザーの多い都市圏に集中しており、地方への普及は進んでいない。同省は「地方や郊外に点在する道の駅に充電器が設置されれば、地方のEV利用者やEVでの遠出も増える」と期待する。
同省は道の駅のほか、高速道路のサービスエリアなどへの設置補助も拡大する方針で、来年度に全国のEV用普通充電器の設置数(約1万1000基)の倍増を目指している。