経営難の台湾高速鉄道、再建へ新提案 大規模増資や運賃値下げ柱 (1/2ページ)

2015.4.7 06:34

台北市内を走る台湾高速鉄道の車両「700T」。同社は巨額の赤字を抱え、経営再建を目指している(ブルームバーグ)

台北市内を走る台湾高速鉄道の車両「700T」。同社は巨額の赤字を抱え、経営再建を目指している(ブルームバーグ)【拡大】

 合計赤字が470億台湾元(約1810億円)に達して経営に苦しむ台湾高速鉄道は、新財務改善案を策定した。現地英字紙チャイナ・ポストなどによると、同社の役員会は、与党・中国国民党の反対や世論の反発を受けた昨年12月の財務改善案に代わる新たな案を承認した。

 新財務改善案は、300億台湾元の増資や運賃引き下げなどを柱とする。増資については、一般向けに192億台湾元、年金機構など4つの政府系基金に78億台湾元、高速鉄道の従業員に30億台湾元の株式を割り当てる。当初案にあった大口株主への63億台湾元の割り当ては財閥の利益にしかならないという批判が強く、撤回した。

 また、増資の前には約60%の減資を実施して赤字縮小に充てるほか、当初案での高速鉄道の運営期間75年を70年に短縮するなどとしている。運賃については、台北-高雄の片道運賃をこれまでの1630台湾元から1490台湾元にするとし、新改善案の承認後に実施するとした。当初案では100台湾元の値下げだったが、開業以来で初の値上げとなった2013年10月の料金改定前の水準に戻すことにした。

同社側は新財務改善案について、一般向けに最大限配慮した案だとし…

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