米ドル覇権を脅かす人民元国際化 中国がカナダへ食い込む理由 (5/5ページ)

2015.4.26 07:07

 中国は「第4の構成通貨」に人民元が採用されることを望んでおり、IMFも検討を進めている。実現すれば人民元の通貨としての威信は一気に高まる。

 AIIBも後押し

 中国が各国へ参加を呼びかけるAIIBも、人民元の普及と国際化を後押ししそうだ。

 AIIBは当面は米ドル建てで資金を運用する見通しだが、主要な出資国である中国としては、いずれは自国通貨の人民元も取り入れたい思惑が強いとみられる。また、AIIBの主な投資先となるアジアでは、中国企業が参画する事業が当然だが多くなりそうだ。

 そこでまずはAIIBの資金でインフラ建設などの決済で人民元を使ってもらい、人民元の需要を高め、流通量を増す。そしてやがては、「各国の外貨準備高に人民元を組み込ませ、社債など人民元建ての金融商品などの購入につながる波及効果を描いているのではないか」(国際金融機関関係者)との観測が市場では出ている。

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