比、成人の銀行口座保有率31%に上昇

2015.5.12 05:00

首都マニラにある地場セキュリティー銀行の店舗。フィリピンは2011年から14年の3年間で、約300万人が新たに銀行や電子決済サービスで口座を開設した(ブルームバーグ)

首都マニラにある地場セキュリティー銀行の店舗。フィリピンは2011年から14年の3年間で、約300万人が新たに銀行や電子決済サービスで口座を開設した(ブルームバーグ)【拡大】

  • 現金自動預払機を利用する男性。フィリピンは銀行口座の保有者が増加しているものの、世界平均と比べると保有率は低い=首都マニラ(ブルームバーグ)

 フィリピンは銀行口座の保有者が増加している。世界銀行によると、同国成人のうち、銀行や電子決済サービスで口座を保有する人の割合は、2011年の26.6%から14年は31.3%に上昇した。金融サービスの拡充や国民の金融知識の向上などが奏功したもようだ。現地紙インクワイアラーなどが報じた。

 低所得者の口座保有率がとくに高まっており、成人所得者のうち下位4割の層では、保有率が11年の10.7%から14年は17.8%に急伸した。性別の保有率は、男性の24.4%に対し、女性が37.9%で上回っている。

 一方で、同国では家族や友人同士の金銭貸借が半数を占め、国内での送金も銀行ではなく送金業者を利用する人が多いことなどから、口座保有率が近隣国に比べて低くとどまっているのも事実だ。近隣国の口座保有率はマレーシアが81%、タイが78%、インドネシアが36%、ベトナムが31%などで、世界平均は62%となっている。

 このため、フィリピンは個人向け銀行サービスの成長性が高い。同国政府は昨年、外資系銀行の参入規制を緩和するなど金融改革を進めており、今後、銀行利用者の獲得をめぐり、国内外の金融機関の競争が激しくなりそうだ。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。