シンガポール「医療旅行」収入急減 高コストで敬遠 近隣国の技術も向上 (2/3ページ)

2015.6.9 06:27

シンガポールのマウントエリザベス・ノベナ病院。同国はコスト高が敬遠され医療旅行が不振に陥っている(ブルームバーグ)

シンガポールのマウントエリザベス・ノベナ病院。同国はコスト高が敬遠され医療旅行が不振に陥っている(ブルームバーグ)【拡大】

 さらにBMIリサーチは、シンガポールの病院経営大手ラッフルズ・メディカル・グループの香港・上海進出にみられるように、同国の民間医療機関が近年、国外進出を積極的に進めていると指摘。結果的に自国への患者誘致の意欲が薄れているとも分析した。

 これに対し、アジアでは官民を挙げて医療旅行の振興に取り組んでいる国が多く、マレーシアは総合健康診断や美容整形、タイは美容整形、インドは心臓関連など、それぞれが得意な分野を柱に患者誘致に注力している。とくにマレーシアは医療費の上限を設けるなど政府の関与も積極的だ。

 また、為替の問題も医療旅行の衰退に拍車をかける。シンガポールの医療旅行で最大の顧客はインドネシアからであり、13年の医療旅行収入の56%(4億6300万Sドル)を占めた。

逆風を受けたシンガポールの医療旅行に活路は?

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