東京株、終値１９３円高で２万５００円台回復　シャープ上昇率２位の８％超高

　２日の東京株式市場は３営業日続伸した。日経平均株価の終値は、前日比１９３円１８銭高の２万０５２２円５０銭。終値としては、６月２６日以来、４営業日ぶりに２万０５００円台を回復した。

　前日の欧米株高を受けて大幅堅調で取引が始まった。午前は大部分の時間帯で２００円台の上げ幅を維持、一時２７２円高の２万０６０１円まで値を上げた。午後は材料不足から終盤になって上げ幅が一時１５０円まで縮小するなど、２００円を割り込んだ。

　東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）の終値は、前日比１１．８３ポイント高の１６４８．２４。東証１部銘柄の６７％超にあたる１２７６が値上がりした。

　シャープが久々に大きく上げた。前日終値１５１円に対し、高値は１４円高の１６５円と９．２％上昇。終値も１３円高の１６４円で８．６％上げた。これは東証１部でＴＯＷＡに次ぐ値上がり率２位。６月３０日に年初来安値を更新して安値、終値とも１５０円割れしたばかりだったが、割安感が強まったことで買いが進んだもようだ。