インド太陽発電、出力目標値5倍に 20年までに1億キロワット (1/2ページ)

2015.7.2 07:12

インド北部ラジャスタン州の太陽熱発電所でパネル清掃をする作業員たち(ブルームバーグ)

インド北部ラジャスタン州の太陽熱発電所でパネル清掃をする作業員たち(ブルームバーグ)【拡大】

 インドは電力不足解消に向け、太陽エネルギーを利用した発電の開発に注力する。同国政府は、2020年までの太陽エネによる出力目標値をこれまでの2000万キロワットから5倍の1億キロワットに引き上げた。必要となる総投資額は6兆ルピー(約11兆5200億円)に上るとみられている。現地紙タイムズ・オブ・インディアなどが報じた。

 1億キロワットの内訳は、都市部を中心とした建物の屋上設置型の発電設備を使用する発電が4000万キロワット、送電網に接続する大規模発電施設による発電が6000万キロワット。政府は1050億ルピーの補助金を拠出して屋上設置型の増強を推進するほか、国内25カ所で発電施設「ソーラーパーク」の建設を急ぐ方針だ。

 インド電力省によると、今年4月末の同国の総出力は、2億7300万キロワットだった。電源構成比は石炭が60.6%、水力が15.3%、石油・ガスが8.9%、原子力が2.1%で、太陽エネ、風力、バイオマスおよびその他の再生可能エネルギーは合計13.1%となっている。

 同国は現在も電気のない生活をしている人々が総人口の3分の1に相当する4億人程度とされ、政府が電力増強を急いでいる。その一方で、近年の石油や石炭を燃料とする火力発電のコスト上昇や、都市部での大気汚染深刻化などの事情もあることから、政府は太陽エネなど再生可能エネを利用した発電の開発加速を決定したもようだ。

電力省のデータでは、13年の太陽エネを利用した…

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