インドネシア 石油生産目標、日量80万バレル 16年暫定値

2015.7.9 05:00

インドネシアの主要港タンジュンプリオク港の石油貯蔵施設=ジャカルタ北部(ブルームバーグ)

インドネシアの主要港タンジュンプリオク港の石油貯蔵施設=ジャカルタ北部(ブルームバーグ)【拡大】

 インドネシアは先月、2016年の石油生産目標(暫定値)を発表した。同国のエネルギー・鉱物資源省によると、16年は1日当たり80万~83万バレルを目指す。現地紙ジャカルタ・グローブなどが報じた。

 現在のインドネシアの石油需要は1日当たり143万バレルで生産目標を大きく上回るが、スディルマン・サイド・エネルギー・鉱物資源相は「現実的な数字」と説明、「引き続き生産状況を注視して最終的な目標値を決定したい」と述べた。

 同国の石油生産量は、09年に1日当たり94万9000バレルだったものの、14年は政府目標の1日当たり81万8000バレルに対して実績が79万4000バレルにとどまるなど減少傾向にある。

 15年の政府目標は82万5000バレル、先月半ばの実績は80万2046バレルとなっている。

 また、インドネシア政府は今年、石油輸出国機構(OPEC)への再加盟を目指す方針を正式に表明した。増加が続く国内消費に対応した供給の確保と開発分野への投資誘致強化が目的とみられている。先月は同相がウィーンで開かれたOPEC総会にも出席し、再加盟が認められたと発表した。

 インドネシアは1962年にOPECに加盟したが、国内需要の増加と生産量の減少で04年に石油の純輸入国になった。その後、国内での批判が高まり、08年にOPECを脱退していた。

 エネルギー・鉱物資源省の高官は、11月から正式にインドネシアの加盟国としての地位が発効する予定だと述べた。実現すれば7年ぶりの復帰で、OPECの加盟国は13カ国となる。(シンガポール支局)

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