ミナミの超一等地で「地上げ」 “史上最大”の取引にトラブル勃発 (7/7ページ)

2015.7.12 07:03

旧大阪市立精華小学校跡地の隣接地地上げの仕組み

旧大阪市立精華小学校跡地の隣接地地上げの仕組み【拡大】

  • 更地になったまま再開発計画が止まっている旧大阪市立精華小学校跡地。隣接地で地上げが繰り広げられた=大阪市中央区(本社ヘリから)

 S社は7月1日、市に新たな計画書を提出した。ただ、市がこれを正式な「事業計画」とみなすか否かは不透明だ。買い戻し期限のタイムリミットは刻一刻と迫っている。

 産経新聞が今年2月にS社と中堅スーパーとの資金トラブルと開発計画の頓挫を報じた後、橋下徹市長は報道陣に対し、5年以内の着工、8年以内の完成を順守するよう求めた上で、こうくぎを刺した。

 「精華小は卒業生をはじめ地域の皆さんのいろんな思いがある中で、売却と再開発を認めた。校舎を残してほしいという要望がある中で撤去を決めたので、当初の約束ごとをしっかりと守って進めてもらいたい」

 ミナミ超一等地の再開発計画、そして不動産市場の活性化と景気回復の兆しと期待された地上げ。今後、どのような展開をたどるのか、目が離せない。

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