インド、即席麺回収で加工食品不信 売り上げ減、雇用など影響も (2/2ページ)

2015.7.21 06:16

ニューデリーの屋台で麺料理を調理する男性。インドは、即席麺の信用失墜が他の加工食品の販売にも影響しているという(ブルームバーグ)

ニューデリーの屋台で麺料理を調理する男性。インドは、即席麺の信用失墜が他の加工食品の販売にも影響しているという(ブルームバーグ)【拡大】

 加工食品への不信の影響は即席麺以外の食品や菓子類にも及んでいる。食品会社などによると、6月はパスタの売り上げが前月比で10%減少したほか、インドのナムキンや欧米風のチップスといったスナック菓子類の販売増加率も6月は8%と前月の15%から鈍化した。

 事の発端は6月初旬、食品安全監督機関のインド食品安全基準局がネスレ・インディアのマギー製品から基準値を大幅に上回る鉛が検出されたとし、国内での販売停止を命令した。

 その後、当局が安全検査を強化したことを受け、英蘭ユニリーバのインド法人ヒンドゥスタン・ユニリーバが中華風即席麺「クノール」ブランドを自主回収したほか、日系のインド日清も当局の要請を受けて「トップラーメン」を回収した。これにより、同国で現在販売中の主要な即席麺は地場ITCの「イッピー」のみとなっている。

 加工食品に対する不信をぬぐい去り、市場に安定をもたらすまで、政府と各企業の前には険しい道のりが待ち構えているといえそうだ。(ニューデリー支局)

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