夜、江口顧問と私は保坂英博公使参事官のご招待を受け、ルーマニア料理伝統レストラン・ヴァトラ(彩)にて晩餐懇談会。マラムレシュ地方の民俗舞踏を堪能しながら、サルマーレ(発酵ロールキャベツ)、ミテティ(挽肉)、ママリガ(トウモロコシご飯)、ベルベック(羊肉)などルーマニア料理オンパレードをいただきました。本日2度目のパパナシでしめた充実の1日でした。
まもなく離任される保坂公使の、サウジアラビア西部ジッダにおられた際のエピソードは印象深いものでした。私がプロの通訳としてデビューしたのは33年前、皇太子ご夫妻時代の天皇、皇后両陛下のご成婚記念事業でサウジアラビアに派遣していただいたおりのこと。スカッドミサイルによる突然の空爆は長女誕生直前の出来事でよく覚えています。あらためて親日国づくりによる世界平和への貢献を念じながら、浅からざるご縁をおもう宵でした。