インドネシア、ICAO再監査に備え航空分野の安全性向上に注力 (1/2ページ)

2015.12.15 05:00

バリ州のングラライ国際空港でフライトを待つ女性旅行者。インドネシアは航空市場の拡大が確実視されている(AP)

バリ州のングラライ国際空港でフライトを待つ女性旅行者。インドネシアは航空市場の拡大が確実視されている(AP)【拡大】

 インドネシア政府は、航空分野の安全性向上を目指している。国連機関の国際民間航空機関(ICAO)が昨年5月に実施した監査で、全8項目において世界平均を下回った。このような状況を改善するのが目的だ。現地紙ジャカルタ・ポストなどが報じた。

 同国は航空機利用者数が年間5000万人ともされる。世界的な航空業界団体の国際航空運送協会(IATA)によると、2034年までに市場規模は現在の3倍に拡大する見通しだ。しかし、拡大が続く市場に対して人材育成や技術向上などが追いつかない状況にあるとの意見も上がっている。

 昨年のICAO監査は、各国政府の航空安全管理能力を検証するのが狙いで、インドネシアは全8項目のうち、「組織」で達成率18%、「事故調査」で31%とそれぞれ世界平均の64%、55%を大きく下回った。最も達成率が高かった「耐空性」でも61%で世界平均の74%に届かなかった。

 この監査結果を受け、インドネシア政府は運輸省を中心に状況改善に着手。ICAOから指摘のあった航空機検査体制の大幅な見直しに取り組むなどしてきた。同省幹部は「航空機検査体制については検査官の訓練内容の見直しや実地訓練の強化などに努めた」と述べ、その他の安全監視能力の向上などを含めた改善計画の9割以上が現在までに完了したとしている。

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