【ルーマニア浪漫紀行(17)】爆発に耐えるモーター、アンチエイジング水… 先進技術を日本市場へ (1/3ページ)

2015.12.15 16:37

ルーマニア・ティミショアラで、電動モーター大手「ウメッブ」のCEO(右)と握手する酒生文弥氏

ルーマニア・ティミショアラで、電動モーター大手「ウメッブ」のCEO(右)と握手する酒生文弥氏【拡大】

 ルーマニアの首都ブカレスト市西郊ティミショアラ通りに展開する工業団地に招かれ、2つの会社を視察しました。電動モーター大手ウメッブ社と重水素除去水を販売するメクロシステム社です。

 創業80年の歴史を誇るウメッブ社は、どんなに苛烈な状況でも決して壊れない頑強な電動機器(爆発に耐えるモーター)をオーダーメード生産してきました。戦前、欧州最大の原油生産地であったルーマニアは近代初期から石油関連施設が展開し、たとえ爆発しても損傷しない強固な電動システムが研究・開発されたのです。

 同社製品のプロトタイプはフランスの技術を基盤に開発されたとのことですが、ドイツの技術も宿しながら、戦後は中東の石油関連コンビナートやオイル・リグの動力中枢を担う世界最強の電動機器を生産・供給し続けてきました。欧米や日本のマザーマシンの動力源にも広く応用されています。

 戦前はルーマニア軍需産業の基幹を担い、戦後もミグ戦闘機など軍需も多かったようですが、1989年暮れのチャウシェスク政権崩壊後、米国の意向で軍需部門は撤廃されてしまったとのこと。わが国の優れた航空産業が終戦でいったん白紙撤回させられた経緯が彷彿とされます。

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