第15回中国・ミャンマー辺境経済貿易交易会が15日、雲南省瑞麗市で開幕した。459のブースが設けられ、両国から業者数百人が出展した。会期中、商品の取引のほか、観光宣伝なども行われる。
雲南省人民政府の共産党組織メンバーである高樹勲氏は開幕式で、雲南省はミャンマーとの協力を深め、辺境経済協力区の建設を加速したいと述べた。昨年、瑞麗市がある雲南省徳宏タイ族チンポー族自治州の対ビルマ貿易額は53億2000万ドル(約6520億7240万円)で、中国の対ミャンマー貿易の21%、雲南省の対ミャンマー貿易の75%を占めていた。ミャンマー関係者によると、ミャンマー側のブースは47で、木工品や宝飾品、農産品、日用品、薬品などが展示されている。この交易会は2001年に始まり両国交代で行われ、規模は年々拡大しているという。(中国新聞社)