【岡田浩明の野党ウオッチ】
社民党は来年夏の参院選東京選挙区(改選数6)の公認候補として画家、増山麗奈氏(38)=新人=を擁立する。ただ、擁立が固まった12月11日以降、インターネット上では増山氏の過激な言動が話題になり、早くも炎上している。画家に加え、ジャーナリスト、映画監督、反戦・反原発の活動家。多彩な肩書きを持つ増山氏は一体どんな人物なのか-。
増山氏は千葉市出身。東京芸大中退、現在は2児の母だ。17日の党公認決定に当たって文書でコメントを発表している。「若者が希望を持てる日本、誰も一人にしない日本をつくりたい」と決意を表明。
その上で、社民党公認で立候補する理由について、「護憲」を旗印とする社民党の信念が「私が取り組んできた作品のテーマと重なっており、社民党を応援したいという思いだ」と説明した。
増山氏がアーティストとしてこれまで取り組んできたテーマは反戦や反原発が中心だ。20代だった平成15年から反戦デモに参加しているというが、普通のデモではない。