テキサス高速鉄道に新幹線技術 日本の支援奏功、海外展開促進に拍車

2015.12.30 08:07

 国を挙げて新幹線技術の輸出を目指す日本はインドでの導入決定に続き、高速鉄道受注で火花を散らす中国に巻き返しを図っている。世界展開を軌道に乗せるためには、テキサス州の計画実現が大きな鍵を握る。

 中国は世界で高速鉄道の受注を目指して「ダンピング(不当廉売)のような破格の金額で売り込んでいる」(受注で競う日本メーカー)とされる。9月にはJR東海が数年前に新幹線の受注を目指していた米西部ロサンゼルス-ラスベガス間の計画への中国参画が表面化。日本が先行していたインドネシアでも中国が「逆転受注」し、日本勢に衝撃が走った。

 そうした中、テキサス州の計画はJR東海が技術支援に乗り出し、海外交通・都市開発事業支援機構も出資を決めるなど、日本のバックアップが功を奏した。計画の実現には多額の資金調達といった課題が残るが、同機構は「米国で新幹線のショーケースとなり、海外展開促進にも大きく寄与する」と期待を込める。

 米国では他に、JR東日本や川崎重工業などの日本連合がロサンゼルス-サンフランシスコ間などの西部カリフォルニア州の計画で新幹線方式の受注を目指す。(ニューヨーク 共同)

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