東京株、来年2万5000円も? 16年の円相場、関係者の見方割れる (1/4ページ)

2015.12.31 07:00

東京証券取引所の大納会で鐘を鳴らす指揮者の佐渡裕さん(右)=30日午後、東京都中央区

東京証券取引所の大納会で鐘を鳴らす指揮者の佐渡裕さん(右)=30日午後、東京都中央区【拡大】

 2015年の最後の取引となる大納会を迎えた30日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は1万9033円71銭と、14年末と比べて1582円94銭(9%)上昇した。年間ベースでは4年連続の上昇で、年末の株価としては19年ぶりの高値水準となった。東京証券取引所第1部の上場企業の時価総額は571兆8328億円で、年末としてはバブル期の1989年(590兆9087億円)以来の大きさとなった。30日は、前日の欧米市場の株価上昇で投資家心理が改善したことなどが追い風となり、平均株価は3営業日連続で上昇。前日比51円48銭高で取引を終えた。同日の取引終了後に東証で開かれた式典には、指揮者の佐渡裕さんがゲストとして出席。東証の親会社にあたる日本取引所グループ(JPX)の清田瞭(あきら)最高経営責任者(CEO)は「1年間を通して総じて堅調だった」と総括した。

 今年の東京株式市場では、日経平均株価が一時2万円を回復し日本株復活を印象付けた一方、夏場の「中国ショック」で急落に見舞われるなど海外の不透明要因に翻弄され、値動きの激しい1年となった。外国為替市場では、年間を通じた円の対ドルでの最高値と最安値の値幅が約10円にとどまり、1970年代に変動相場制に移行した後では最小となる見込みだ。

今年は日本株の上昇を促す好材料に恵まれた。最大のエンジンは…

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