フィリピン、貿易拡大へ欧州と経済連携強化 今年EUと交渉開始 (1/2ページ)

2016.1.5 06:04

コンテナが並ぶマニラ港。フィリピンは現在、対日を含む7つの経済協定を締結している(ブルームバーグ)

コンテナが並ぶマニラ港。フィリピンは現在、対日を含む7つの経済協定を締結している(ブルームバーグ)【拡大】

 フィリピンは、欧州との経済連携強化を図っている。現在、ノルウェー、アイスランド、スイス、リヒテンシュタインの4カ国で構成する欧州貿易連合(EFTA)との自由貿易協定(FTA)の交渉を進めているほか、今年前半に欧州連合(EU)とのFTA交渉を開始する。現地紙インクワイアラーなどが報じた。

 EUの統計によると、2014年のフィリピンとEUとの貿易額は156億ペソ(約396億円)。内訳は、物品が前年比16%増の125億ペソ、サービスが同17%増の31億ペソだった。フィリピンの主な輸出品目は衣料品や果物などだ。

 フィリピンにとってEUは、中国、日本に次いで、米国と並ぶ貿易相手であり、FTA締結で貿易規模を一段と拡大したい考えだ。フィリピンの貿易産業省幹部は、EUとのFTA交渉の時期については調整中としながらも、「早ければ4月までに正式な交渉を始める」との見解を示した。

 これに対してフィリピン欧州商工会議所(ECCP)の幹部は、FTAを歓迎する意向を示したたうえで、世界銀行が各国のビジネス競争力を順位付けしたランキングの最新版で、フィリピンが前回よりも順位を落としたことを指摘。要因について「他国のビジネス環境の改善ペースがフィリピンを上回っているからだ」と分析し、政府による規制緩和などの経済改革を急ぐことがFTAの早期実現にも寄与するとの認識を示した。

EUとは異なる経済圏であるEFTAとのFTA交渉は、順調に進んでいるもよう

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。