中国デフレ懸念も、15年インフレ率1・4%、国内消費の伸び悩み映す

2016.1.9 21:01

 【上海=河崎真澄】中国国家統計局が9日発表した2015年の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年比で1・4%と、政府目標の3・0%を大きく下回った。リーマン・ショックの影響を受けてマイナスとなった09年以来、6年ぶりの低さで、デフレに陥る懸念が一段と強まっている。

 中国のCPIは国内総生産(GDP)成長率との相関性が高い。高度成長が続いた11年はCPIも5・4%となったが、12年からは不動産市況や製造業の不振による実体経済の落ち込みで、CPIも3年連続で2%台の低い伸びとなり、15年は2%を割り込んだ。

 中国は14年11月から政策金利の引き下げを6回行うなど金融緩和策を続けているが、効果は限定的。成長回復へ期待された国内消費も実際は伸び悩んでいたことが、CPI下降で裏付けられた。19日に発表される15年GDP成長率で、政府目標の7・0%前後を下回るとの見方も強まった。

 同時に発表された15年の卸売物価指数(PPI)は5・2%のマイナス。原油価格下落の影響とされるが、PPIは企業の需要を反映しており、生産や在庫の過剰で競争力を失った製造業など、中国の実体経済の低迷を示した。

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