カカオ豆、16年も生産減か インドネシア 天候不良など影響 (1/2ページ)

2016.1.13 07:18

スラウェシ島南部マカッサルにあるカカオ豆の加工工場。インドネシアは世界3番目のカカオ豆生産国だ(ブルームバーグ)

スラウェシ島南部マカッサルにあるカカオ豆の加工工場。インドネシアは世界3番目のカカオ豆生産国だ(ブルームバーグ)【拡大】

 インドネシアは、チョコレートなどの原料となるカカオ豆の生産量でコートジボワール、ガーナに次ぐ世界3位だが、今年は昨年に続いて生産が低迷しそうだ。インドネシア・カカオ協会によると、昨年の生産量(推定)は天候不良などによって前年比13.3%減の32万トンと過去最低水準に落ち込み、今年も昨年並みにとどまる恐れがある。現地紙ジャカルタ・グローブなどが報じた。

 同協会によると、昨年はおよそ20年ぶりともされる強いエルニーニョ現象の影響で干魃(かんばつ)となったことがカカオ豆生産に響いた。エルニーニョ現象は、太平洋赤道域の一部海域で海水の温度が上昇し、世界各地に異常な天候をもたらすとされる。今年は、この反動で雨が多くなり、生産に悪影響が出る可能性があるという。

 同協会幹部は、生産の不調について、天候の他にもカカオの木の老齢化が進んで病気に対する耐性が弱くなっていることや、生産者がより利益が見込めて人手もかからないとされるパーム油原料のアブラヤシ栽培に移行していることなどもあると指摘。業界として危機に直面しているとの認識を示した。

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